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トートバッグに紅茶をかけてしまわれたようで、バックの底角辺りにシミができています。画像ではわかりづらいですが目立っています。
帆布で厚地の生地ですが、裏までしみている状態です。
まずは、ミルクティーってこともあり得るので、牛乳もしくはフレッシュを考慮して油分を落とすため、有機溶剤で処理しておきます。
そのあと、水溶性のシミ落としのため水洗いをして一旦乾かします。それでもまだ残っているのは色素なので、漂白をしました。
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漂白を終えて地色も抜け過ぎることもなく仕上がったので、色補正もせずにすみました。
最後に、全体を水で丸洗いしました。
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ご覧の通りすっきりしました。
今回は、帆布生地で革部分も合皮だったので、漂白後に薬剤が残留しないように、全体を水に浸けてしっかりと濯ぎができましたが、ケースバイケースでしみ抜きができないこともあります。