2025年6月25日
綿のズボンの裾に靴墨が付いてしまったものです。
基本的に油性のシミになるので、ベンジンやシンナーなどの有機溶剤を使用して、落としていきます。
溶剤をたっぷり使用して、溶解させて落としていきます。
ご覧のようにきれいに落ちたので、続けて作業していきます。
今回は溶剤だけで落とすことができましたが、靴墨の色が残ると手間入りになります。
色素は、顔料を使っていることもあり、粒子が細かいと生地目に入り込み漂白などしても落ちないため、根気よく剥がして行く作業になり、完全に落ちないこともあります。