

着物の衿裏にあるホックに発生した事象で、黒っぽい緑に見えるのが銅サビです。
ホックははずされていますが、金属製のホックから発生したサビ汚れです。

まず、有機溶剤のシンナーを使って洗浄をします。少し緑色が薄くなった程度です。キレイ目の緑色の場合は、シンナーでかなり落とせます。
このあと薬品を使ってサビ落としをします。

薬品で処理することで、薄くはなりました。さらに落とすには漂白、錆落とし剤を繰り返すのですが、生地にダメージを与えるため、今回は状態を診てここでストップしました。
着物の糸目に金彩がほどこしてあるものに、銅のサビである緑青がみられる事例もありますが、完全に修復できるかは、状態によるでしょう。